色々な資源を使ってものをつくったり建物を建てたりすると、多くの場合、木くずなどのゴミが出ますが、こうしたゴミをそのまま捨ててしまうわけにはいきません。なぜでしょうか?
それは、私たちの住む地球上にある資源の量には限界があるからです。量に限界があるものを好き放題に使ったり捨てたりしていては、すぐに足りなくなってしまいますよね。それに、資源不足は色々な環境問題にもつながっています。
私たちみんながこれからも安心して暮らしてゆくためには、限りある資源を上手に使い続けられるようなしくみを持つ社会をつくり上げることが必要になります。こうした社会を「循環型社会」と呼ぶことは、こども環境教室でお話ししたとおりです。
あおき環境開発は、この循環型社会を作ることを目的とした会社です。
あおき環境開発が集めた木くずなどは、破砕と呼ばれる処理を通じて、公園や農地のやわらかい地面や、色々な農作物や植物を育てるための栄養がたっぷり含まれた土として生まれ変わります。ゴミとして燃やされるはずだった木くずなどを、もう一度資源として自然にかえすことで、地球に優しい社会をつくるお手伝いをしているのです。
でも、一つの会社としてできることにはどうしても限界があります。住みよい社会をつくるためには、そこに参加する人たちみんなの協力が必要だということを、どうか忘れないでください。
それでは、またすぐにお会いしましょう。